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Technical note

ローカル開発環境MAMPにWordPress muをインストール

2009.09.10

現在Wordpress muはすでに開発が終了し、Wordpress本体に統合されています。Wordpressでマルチサイトを作成するには「ネットワークの作成 - WordPress Codex 日本語版」を参考にしてください。

MAMPにWordpress muをインストールする事に再度挑戦、成功しました。いろいろと検証してみたのもあったのですが、たいした知識も無いので、何度もインストールし直したりして気がついたら一日費やしてしまいました。これで、テーマやプラグインをローカルで試す事が出来ます。それでは、本題の手順に入ります。今回は、ローカルIPアドレス、つまり192.168.***.***/、または192.168.***.***/example/でアクセスできるようにインストールします。Macだけでなく、Windowsからも接続して確認できるようにするためです。

インストール前の準備

1)MAMPにポートなしで接続できるよう設定を変更する。
インストールする際、URLにポートがついた状態だと、インストールできないので、ポートなしでもアクセスできるよう設定し直しておきます。よろしければこちらの記事「MAMP環境にポート番号なしで接続する」を参考にしてみてください。
2)データベースの作成
あらかじめ、MAMPのmyPHPAdminで、新規データベースを作成しておきます。
3)必要なファイルを準備
wordpress muのファイル:wordpress mu download 最新版(09.09.09現在)は2.8.4です。 wordpress mu 日本語化リソースwpmu-ja 最新版(09.09.09現在)は2.8.2用のものですが、問題なさそうだったのでこれを使います。

WordPress muのインストール

ダウンロードしたwordpress muを設置したい場所に展開し、wordpress muにアクセスします。
インストールの設定ページが開きます。

インストール設定画面
1)Blog Addresses ブログのURL設定
blog_address

複数ブログのURLの運用方法の設定です。サブドメイン、サブディレクトリのどちらで運用するかを選択します。今回はIPアドレスで運用するため、当然サブドメインでの運用は無理だと思うので、サブディレクトリを選択します。

2)Databse データベースの設定
database

myPHPAdminであらかじめ作成しておいたデータベースの情報を入力します。User Name、PasswordはMAMPで特に変更していなければ、ともにrootになります。ホスト名はそのままでかまいません

3)Server Address サーバの設定
server_address

これは運用するドメインを入力するのだと思いますが、先に書いたようにローカルIPで運用するので、

192.168.***.***/example/

としました。入力欄の下に「IPアドレスやlocalhostは使わないでください」と書いてありますが、自分の場合、これでインストールできました。あと、127.0.0.1/example/でも大丈夫なようです。

4)Site Details サイトのタイトル、メールの設定
details

サイトのタイトルと、メールアドレスを設定します。メールアドレスは必ず入力すること。

ページ下のSubmitを押します。

以下のページが表示されます。

success

WordPress muの日本語化

  • ダウンロードした日本語リソースを展開。
  • wp-contentにlanguagesフォルダを作成し、ここにja.moを追加。
  • 管理画面の Settings -> General の下の方、Blog LanguageでJapaneseを選択、Save Changesをクリック。
  • 管理画面の Site Admin ->Options、Site Wide SettingsのDefault LanguageでJapaneseを選択、Update Optionsをクリック。
  • ブログのルート直下にある、wp-config.phpを開き、WPLANGの設定を、define ('WPLANG', 'ja');に変更。

これで日本語で表示されるようになりました。

あとは、ブログの追加など、いろいろ試してみたいと思います。

今回はいろいろなサイトを参考にさせていただきました。感謝です。