MAMPにWordpress muをインストールする事に再度挑戦、成功しました。いろいろと検証してみたのもあったのですが、たいした知識も無いので、何度もインストールし直したりして気がついたら一日費やしてしまいました。これで、テーマやプラグインをローカルで試す事が出来ます。それでは、本題の手順に入ります。今回は、ローカルIPアドレス、つまり192.168.***.***/、または192.168.***.***/example/でアクセスできるようにインストールします。Macだけでなく、Windowsからも接続して確認できるようにするためです。
インストール前の準備
- 1)MAMPにポートなしで接続できるよう設定を変更する。
- インストールする際、URLにポートがついた状態だと、インストールできないので、ポートなしでもアクセスできるよう設定し直しておきます。よろしければこちらの記事「MAMP環境にポート番号なしで接続する」を参考にしてみてください。
- 2)データベースの作成
- あらかじめ、MAMPのmyPHPAdminで、新規データベースを作成しておきます。
- 3)必要なファイルを準備
- wordpress muのファイル:wordpress mu download 最新版(09.09.09現在)は2.8.4です。 wordpress mu 日本語化リソースwpmu-ja 最新版(09.09.09現在)は2.8.2用のものですが、問題なさそうだったのでこれを使います。
WordPress muのインストール
ダウンロードしたwordpress muを設置したい場所に展開し、wordpress muにアクセスします。
インストールの設定ページが開きます。
- 1)Blog Addresses ブログのURL設定
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複数ブログのURLの運用方法の設定です。サブドメイン、サブディレクトリのどちらで運用するかを選択します。今回はIPアドレスで運用するため、当然サブドメインでの運用は無理だと思うので、サブディレクトリを選択します。
- 2)Databse データベースの設定
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myPHPAdminであらかじめ作成しておいたデータベースの情報を入力します。User Name、PasswordはMAMPで特に変更していなければ、ともにrootになります。ホスト名はそのままでかまいません
- 3)Server Address サーバの設定
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これは運用するドメインを入力するのだと思いますが、先に書いたようにローカルIPで運用するので、
192.168.***.***/example/
としました。入力欄の下に「IPアドレスやlocalhostは使わないでください」と書いてありますが、自分の場合、これでインストールできました。あと、127.0.0.1/example/でも大丈夫なようです。
- 4)Site Details サイトのタイトル、メールの設定
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サイトのタイトルと、メールアドレスを設定します。メールアドレスは必ず入力すること。
ページ下のSubmitを押します。
以下のページが表示されます。
WordPress muの日本語化
- ダウンロードした日本語リソースを展開。
- wp-contentにlanguagesフォルダを作成し、ここにja.moを追加。
- 管理画面の Settings -> General の下の方、Blog LanguageでJapaneseを選択、Save Changesをクリック。
- 管理画面の Site Admin ->Options、Site Wide SettingsのDefault LanguageでJapaneseを選択、Update Optionsをクリック。
- ブログのルート直下にある、wp-config.phpを開き、WPLANGの設定を、define ('WPLANG', 'ja');に変更。
これで日本語で表示されるようになりました。
あとは、ブログの追加など、いろいろ試してみたいと思います。
今回はいろいろなサイトを参考にさせていただきました。感謝です。