Xmarksとは?
Xmarksは、クロスプラットフォームで利用出来るオンラインブックマーク同期サービスで、例えば会社のパソコンと自宅のパソコンのブラウザのブックマークをXmarksが用意したサーバーを通じて同期できてしまう便利なものです。もともとFoxmarksとしてfirefoxのアドオンとして提供され、後にXmarksに名前を変えてからはFirefox、Safari、Internet Explorer、Chromeと対応ブラウザも増えました。
自分もFoxmarksの頃から使い始め、ノートとデスクトップのブックマークを同期し、出先で一日中作業する場合にはとても重宝したものです。今では使っているのを忘れるくらい(笑)空気の様な存在です。
Xmarksの買収に関するニュース
9月に終了を宣言してから、有償サービスの検討、そしてオンラインパスワード管理サービスLastPassが買収に名乗りをあげ、とりあえずブックマーク同期サービスは無料で継続されるようです。ただし、Android・iPhoneアプリなどの利用、タブの同期、バックアップ・リストア機能などは年間12ドルの有料サービスに。
cnet Japan
- Xmarks、ブックマーク同期サービスを終了へ
- ブックマーク同期サービスXmarks、有料サービスとして継続か--CEOが可能性に言及
- LastPass、ブックマーク同期サービスのXmarksを買収--サービスは一部有料化
Mozilla Re-Mix
- 「Xmarks」が約90日後にサービスを終了。
- 「Xmarks」が生き残りをかけたキャンペーンを開始。
- 「Xmarks」サービス続行に光明。
- 「LastPass」が「Xmarks」のサービスを継承。サービス存続が確定的に。
Mozilla Japanのブログ記事(2010/7/10)によるとfirefoxも次期バージョンではXmarksと同等の機能を持つ「Firefox Sync」の機能を標準で取り込み(現在β版でてますね)、Chromeも同期機能搭載ですが、多分同じブラウザ間のみなので、異なるブラウザ間で同期できるXmarksはまだ使い続けることでしょう。
…しかし、複数のブラウザをがしがし使っているのはメインはあるにしろ、きっとWeb制作関係の仕事してる人ぐらいな気が。一般の人で複数のブラウザ使いこなしてる人って少ないよね。